楽天は非常に多くの事業を手がけていますが、店舗を持たない楽天銀行もその1つです。当初はイーバンク銀行の名前で営業していましたが、2010年より商号を楽天銀行へ変更しました。2018年末の時点で、店舗を持たないネット銀行の中では最も多くの口座が開設されており、最大手です。楽天銀行はデビットカードの発行にも力を入れており、その種類は国際ブランドによって大きく2つに分けられます。国際ブランドのVISAに対応のデビットカード、JCBに対応のデビットカードの2種類があり、デビットカードの種類が多いのはVISAの方です。現時点で、楽天ゴールドデビットカード(Visa)と楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)と楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)の3種類があり、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)と楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)の2つは年会費がかかります。楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)は年会費が永年無料で、発行手数料はどのデビットカードも無料、またポイント還元率に関しても全て同じです。
年会費がかかる2つのデビットカードは特典があり、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)にはショッピング保険が付帯しています。購入した商品に破損があったり、盗難の被害にあったりした時に補償をしてくれるのがショッピング保険です。クレジットカードに付帯していることが多いですが、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)でも利用できます。そして、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)は最も年会費が高いものの、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)と同じくショッピング保険が付帯しており、さらに最高1000万円の補償が受けられる旅行傷害保険も付帯しているのです。交通費、もしくは旅行会社への旅行代金の支払いを楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)で支払うことが条件ではあるものの、国内旅行や海外旅行の時には安心感を得られるでしょう。この旅行傷害保険はクレジットカードに付帯されていますが、デビットカードの利用で同じように補償を受けられるのが魅力です。また、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)と楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)を持っていると、本来はVisaのゴールドカードに付属しているVisaゴールド優待特典を利用できます。メルセデス・ベンツなどのプレミアムカーのレンタルが割引価格で利用できる、海外旅行の際にWi-Fiレンタルをお得な価格で利用できるなど、多くの特典が付属しており、これらも見逃せないポイントです。
3種類のデビットカードがあるVISAに対して、楽天銀行のJCBのデビットカードは1種類だけです。年会費は無料なので、立ち位置は楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)と非常に似ています。楽天銀行でデビットカードを作る場合、どのデビットカードを選択するかは迷うポイントですが、海外旅行に行く機会が多いなら楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)が有力です。海外でもデビットカードは使えるため、クレジットカードを持っていないなら海外旅行で役立ってくれます。年会費を払うのがためらわれるのであれば、VISAとJCBの年会費無料のデビットカードのどちらかを選ぶのがよいでしょう。VISAとJCBでは、世界的に見てもVISAの方が使えるお店が多いため、基本的にはVISAの方が安定感があります。クレジットカード決済に対応しているお店でVISAが使えないところはまずありませんが、逆にJCBが使えないお店はそこそこあるためです。一応、JCBしか使えないお店もまだあるものの、レアケースなので、まずはVISAを検討してください。
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